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闇の箱

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□ 『研修』 □

『研修』 07 ユーズド(9)

「なんか、変な感じ…」
 画面に映っている部屋は、確かにいつもわたしがご主人様に抱かれているところなのに、まるで知らない部屋のように見えました。
「こうして見ると、また違って見えるよね」
「お相手が見慣れない子だから、余計じゃないかな」
 確かに。知らない子が、わたしのご主人様に服を脱がされているのを観るのは、なんとも言えない変な気分でした。普段、パーティーなどで他の奴隷のご奉仕を受けているのともまた違います。だって、あの子も間違いなく、わたしのご主人様のものなのですから。
「この子、なんていうの?」
 今日一日、ご主人様と一緒にいた憂子ちゃんに尋ねました。
「まだ。帰りの車の中でも、ご主人様は名前をお付けになってはいなかったみたい」
「じゃあ、本当の名前は?」
 そう尋ねられた憂子ちゃんは、表情を硬くしました。
「………」
「憂子ちゃん…」
 口を閉ざした憂子ちゃんに、操さんが声をかけました。
「…アスカ」
 憂子ちゃんは、操さんに促されて、ぼそっと小さな声で呟きました。
「アスカちゃん?」
「内藤、飛鳥…。飛ぶ鳥って書いてアスカでした」
「そう。…ありがとう、教えてくれて」
 操さんが、憂子ちゃんにお礼を言うと、憂子ちゃんは俯いてしまいました。憂子ちゃんが何をそんなに辛そうなのか、わたしには解らなくて、かける言葉が見つかりませんでした。そんなわたしの手を、操さんはぎゅっと握って、静かに首を振りました。

 そんなやりとりのうちに、女の子、アスカちゃんはショーツとキャミソールだけになって、気をつけの姿勢を取っていました。恥ずかしがって手で隠していた大きな胸が、薄い布地を押し上げているのがわかりました。ちょっとおへそが見えそうなくらい、胸で布地が取られていました。
「ほんとにおっきいね、この子」
「操姉さんと同じくらいあるんじゃないの…」
「いくつなのかな」
「12歳よ」
 憂子ちゃんがまた教えてくれました。12歳って…。
「その歳であれかあ…」
「わたしたち、形無しね…」
 わたしたちは、思わず俯いて自分の胸をまじまじと見て、ため息を吐いてしまいました。みんなまだ成長途中で、可能性があるとはいえ、年下の子に負けるのは、なんていうか、かなり、寂しいものがありました。
 次にアスカちゃんは、おそるおそるショーツを脱いでいました。一応、こっそり覗き見をしているということなので、画面の音量は消してあります。けれども仕草からすると、ご主人様が命じられたみたいです。
「あ、生えてない…」
 アスカちゃんの首から下をちょうど狙っているカメラが、どうしても目がいってしまう大きな胸と、足の間のつるんとした割れ目を捉えていました。毛がありませんでした。
「剃ってるのかな」
「でもまだ12歳でしょ…」
「産毛みたいなのはあるみたいよ」
「あれだけおっぱいが大きいのに、まだ全然毛が生えてないって…」
「ご主人様、そういうの好きよね…」
 アスカちゃんは、つい手で隠したくてたまらないようでした。耳まで真っ赤にして、震えているのがわかります。その気持ち、わかります。わたしもちょっと前までは…。
 ご主人様が何か仰ると、アスカちゃんはゆっくり頷いて、足をずりずりと開いて仁王立ちになって、両手をおまんこに持って行きました。自分で開いてみせるように言われたようです。
「あーあ、かわいそう…」
「あれは、恥ずかしいわよ…最初は…」
「見ていただくのに、慣れるまではね…」
 みんな、経験のあることですから、自分の時を思い出して顔が赤くなってしまいます。
「なかなか、うまく開けないね」
「まだ処女でしょ。そんなにぱっくりとは…」
「やだぁ、ぱっくりなんて…」
「やだ、ってなにさー」
 えっちの最中ならまだしも、こうしてお茶を飲んでいるとき、あからさまな言葉を言われてしまうと、いくら奴隷のわたしたちといえども、恥ずかしくなります。でも、それと同時に、そうご主人様に命じられることを考えると、胸とおまんこが熱くなってくる自分もいるわけなのですが。
「あ、腰を突きだしたよ」
「もうちょっとアップにならないのかしら…近づいてくれると…」
「でもわかるよ。きれいなピンク色してる」
 わたしも、アスカちゃんのおまんこを見ていて、とてもきれいなピンク色で、かわいいなーと思いました。ご主人様や男の人が喜ぶ気持ちが、少しわかるような気がしました。
「処女ねえ…穴なんてないみたい」
「あれももうすぐ、ご主人様に破られるのね…」
「わたしも、あんな感じだったのかな」
 奴隷としての調教のなかで、自分のおまんこを鏡で見させられたことは何度もあります。ひとりでして、クリトリスの場所を確認させられたときや、ご主人様のおちんちんが抜かれたばかりで、なかから精子が零れ出てきているようなとても恥ずかしいときもありました。そんなときは、ほんとにぱっくりとおまんこが開いていて、暗い穴が空いていて、わたしのからだにあんなところがあったんだと思ったものでした。
 でも、それは全部、ご主人様のおちんちんを入れていただいた後のことなので、処女のときは、自分のおまんこをまじまじとみたことなどなかったのです。こうして奴隷の身になるまでは、オナニーすらしたことがなかったので。今となっては、信じられないことですが。
「香子ちゃんのも、きれいだったわよ」
「あの子より大人だったから、もうちょっとぼってりしてたけどね」
「今もかわいいわよ、香子ちゃんのおまんこ」
 操さんが、そう言いながら、わたしの肩を抱いていた手を回して、わたしのスカートの中に差し入れてきました。
「きゃ…」
「濡れやすいところも、かわいいわ」
 ご主人様とアスカちゃんのを見ているうちに、わたしも感じてしまっていました。
「もう。操お姉さん、気が早いわよ…」
「まだ新しい子、裸になってもいないのに」
「あ、でもようやくキャミも脱いでくみたいよ」
 操さんの指でじんわりと気持ちよくなって、瞑ってしまった目を開くと、画面の中ではアスカちゃんが一糸まとわぬ姿になっていました。
「わ、かたちもいい。ぷるんってしてる」
「身体はほんとにちっちゃいのに」
「栄養が全部いっちゃってる感じね…」
「あんなにおっきいと、肩こっちゃうんじゃないかしら…」
 裸になったアスカちゃんの身体は、いっそアンバランスなようにも思えました。背はそんなにちっちゃくはないけれども、肉付きが薄くて、手足も細いのです。幼児体型でぽこんと出ていたおなかがひっこんで、女の子っぽいふくよかさが出てくる前の、ちょうど細い時期の身体でした。なのに、胸ばかりが大きいんです。
「痴漢とか、あったりしたんじゃないかな…」
「男子にからかわれたりとか、してたかも…」
「かわいそう…」
「でも、だからご主人様に買っていただけたんだから、よかったのよ。あの子」
 憂子ちゃんが口を開きました。さっきからどうも、アスカちゃんに対して冷たいような気がします。いつもの憂子ちゃんはもっと優しいのに。ちょっとナーバスになっているような。オークションのときに、何かあったのでしょうか。
「…そう、ね」
「ご主人様に買っていただけて、ここに来れたのは、まだ幸せよね…」
「ヘンな人に買われたら…」
「こうしてお茶を飲んだり、こんな覗き見なんてこともできるはずもなかったわ」
「それに、みんなとも会えなかったね…」
 わたしは、みんなの顔を見ました。みんなの顔に、みんな同じ、少しこそばゆいような笑顔が浮かんでいました。たぶん、わたしも同じような顔をしていたのでしょう。
「あの子も、わたしたちの仲間になるのよ」
「うん…」
 憂子ちゃんが、小さく頷きました。

 ご主人様が、アスカちゃんを膝の上に載せて小脇に抱えるように抱きしめて、右の手で胸を揉み始めました。ご主人様の手がやわやわと動くと、アスカちゃんの小さな身体がびくびくと震えます。もう、感じているのでしょうか。
「あの子、すごいのよ。ステージで、目隠しされて縛られて、胸を揉まれたり、ローターで触られたりしてたんだけど、それだけで3回もイってしまったの」
「えっ、うそぉ…」
「おおきいのに、敏感なのね…」
「でもまだ処女なんでしょ?」
「よほど、ハウスで調教されたのかしら…」
「元々、素質があるみたいなことだったわ。痴漢やセクハラにもよく遭ってたらしいんだけど、それもあって早いうちから、えっちなことには興味があったらしいの」
 オークションの会場で、説明を聞いていた憂子ちゃんが話してくれました。
「じゃあ、オナニーもしてるのかしら」
「自分で触ってたにしては、きれいなおまんこだったけど…」
「しててもクリトリスだけなんじゃないかな。あたしも、興味はあったけど、処女膜があるってのは知ってたから、それが破れちゃったりしないように、おっかなびっくりだったもの」
 わたしよりも一つ上のお姉さんが、そんな告白をしてくれました。
「けっこう、好きだったのね」
「まあ。女の子なら、誰でも興味あったでしょ」
 お姉さんが、ちょっと顔を赤らめて、照れ隠しに頬を掻きながら言いました。
「あの子も、そんなカンジなのかしら」
「ていうか、今日もう3回もイッてるんでしょ。その前にも朝からされてるんだろうから…」
「それじゃ、もう準備万端ね」
「あ、キスした!」
 ご主人様が、アスカちゃんの頭を向けさせて、舌を絡めるキスをしています。それに合わせ胸を揉んでいた手を降ろして、広げさせた股の間に滑らせていました。おなかに手を当てて、少し曲げた中指の腹で、クリトリスを剥くように弄っています。毛がないから、指先が細かく動いているのがよく見えます。ご主人様の、得意技…。
「あれされたら、もう参っちゃうわよね…」
「気持ちよくなっちゃう…」
「あなたも、もう濡れてるんじゃない」
「んっ…。人の、こと、言えないでしょ…」
 わたしだけじゃなくて、他のみんなも、さわりっこを始めてしまいました。
「みんなー…遊びたくなったら、部屋に戻っても、ん…地下に行ってもいいけど、アスカちゃんのお世話はあるんだから、夜明けまでに…戻ってらっしゃいね」
「はーい」
 操さんが、わたしのおまんこを弄りながら、他の人に胸を揉まれながら、そう言うと、みんなは声を揃えて返事をしました。それでいいの…? 操さんの手がショーツのなかにはいって来て気持ちよくなっちゃっているわたしは、そう思ったけれどもぽうっとなってしまっていました。わたしの顔に浮かんだ疑問を見て取ったのか、憂子ちゃんがわたしに抱きついてきながら、耳元で囁いてくれました。
「言ったでしょ。いつものことなのよ」




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Date:2009/11/01
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Thema:官能小説
Janre:アダルト

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