2ntブログ
+

闇の箱

□ スポンサー広告 □

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


* 「スポンサー広告」目次へ戻る
*    *    *

Information

□ 『研修』 □

『研修』 08 リペア(17)

「んっ…あっ…あんっ…あぅ…」
 少女が、生涯三人目の男を胎内に迎え入れていた。
「ん…はあ…はぁ…へえ…いいじゃないすか、シュウさん」
 若い男は少女の中に入ってから、既に煩悩と同じくらいの数の抽送を繰り返していた。
「そうか」
「そうっすよ、からみ、ついて…」
「あふ…ん…あんっ…」
 少女は、腰を打ち付けられる衝撃に、膝を掴む手が外れて崩れ落ちそうになるのを必死で耐えていた。そんなことになったら、どんな罰を与えられるか、考えるのも恐ろしかった。
「まあ、素材はな。でもテクがねえ」
「ええ…そうかな…じゅうぶん…しまる…」
「そりゃ、お前のがでけえだけだろう」
「は、ははっ…まあ、それは…」
 若い男が褒めるのを打ち消すように、男は貶し続けた。実際のところは、男が手塩にかけた調教によって、少女の味はなかなかのものになっていた。男のように刺激に鈍感になっているならまだしも、若い男のような歳では堪らないだろう。しかしまだ先は長い。褒めそやして調子に乗らせるべきではなかった。
「おいおい、だらしねえぞ。そんなに溜まってんのかよ」
「ん…いや…、ゆうべも、囲んだり…やったんですけどねえ…」
「もっと気張れ、調教になりゃしねえ」
「はい…あ、でも…ちょ…いい、っすよ…いきそ…」
 男の言葉に答えつつも、それに応えて堪えることができそうにないほど、若い男には余裕がなかった。それだけ少女の膣内は、男根に快感を与え精を搾り取る仕掛けに満ちていたのだった。そんな若い男の呟きを聞きつけ、少女は思わず嫌と呟いた。若い男はもちろん、避妊具など使ってはくれなかった。
「いきそ…す…」
「…ぃやぁ…」
 それは幸いにも、若い男が腰を打ち付ける音に混じり、男達の耳には届かなかった。たとえ届いたとしても、少女の意志などここでは何の意味も持たなかったが。
「仕方ねえな…。おい」
 男の言葉が、唐突に少女に向けられた。
「そいつが、お前のなかに出したいそうだ。若いから濃いのがどびゅどびゅ出るぞ。貴重な精子を恵んでくださるときには、どうするんだっけか」
 腰から頭の中まで掻き回されていた少女だったが、男の言葉はすぐに耳に入った。
「は…はぃ…あっ…あ、あの…なかに…なかにだし…だして、ください…」
「っん…はぁ…何を?」
 少女の必死の懇願に、若い男は空惚けた。
「…な、なに…」
「なにを…出せって?」
「あ、あの…」
「きこえねーよぉ」
「…せ、せいし…を」
「ニホン語じゃわかんねえ、ドイツ語で言え」
「え…はふ…ドイ…んっ…ご…?」
「そうだ。教えて…もらったろ…」
 若い男は、腰の動きを少しだけ緩めた。余興を交えて長持ちさせることにしたようだ。
「…ざー…めん」
「へへ…。や、俺じつはイタリア人なんだわ…。イタリア語で言ってくんなきゃわかんねえなあ」
「えぇ…。んあっ、…すぺルっ、ま…」
「へえ…よく知ってん…なあ…。でも、なんで牝が、人間様みたいな口きいてンだよ」
「ぇ…ぁうっ…」
「牝には、牝らしい…コトバがあんだろよ…」
「…ぁ…あう…」
 少女には、なんのことかわからなかった。ザーメンやスペルマという言葉ですら、ここに来てから覚えたもので、自分で言うには勇気のいる言葉だった。若い男は、その上、何を言わせたいのだろうか。
「ほら、鳴けよ」
「…んっ…し…」
「ぁあっ、なんだって」
 若い男は、少女の尻を張って、恫喝した。
「し…しろいの…」
「あァ…なんだそりゃあ、白いんなら、てめーで乳出せや」
 男は右手を伸ばして、少女の胸を強く掴んだ。
「ぁん…し、しろくて…ぁ、あついの…」
「へええ、白くって、熱いんか」
「し、しろくて…あつくて…、んあっ…どぴゅって、する…」
「はっ…どぴゅ、かよ…」
 若い男が少女から目を離して顔を上げた。視線の先にいた男は首を横に振った。無理だろうということだ。若い男は目を伏せて了解して、仕方ないのでこのまま最後までいくことにした。
「どぴゅって、何がでるんだ、言ってみろ」
「うぅ…んっ、せ、せいし…」
「ちっ、それしか、知らねえのかよぉ」
 若い男は、胸を掴んでいた手を一度離して、勢いを付けて張った。
「あふっ…す、すみま、せんっ…」
 少女の口からは、痛みのせいもあり、咄嗟に謝罪の言葉が漏れた。
「じゃあ、精子をくださいってずっと言ってろ。ずっとな」
「はっ…あ…せいしを、ください…せいし、を、くだ…さい…っん…」
 男は、それを聴きながら集中して、腰の動きを再び早めた。
「せいしをください…せいしをください…せーしをください…セーシをください…セーシをくダさい…セーシヲクダサイ…セー」
「おっ…し、やるぞっ。くれてやるっ…」
 その瞬間、若い男は少女の一番深くまで肉棒を突き込み、一瞬動きを止めた。それと同時に少女の中では、男の分身が激しく蠕動し、ペニスの先まで迫り上がり詰まり溜まっていた精子を送り出していた。
「ァっ…」
 少女は、少女自身が言い表した白くて熱いものがどぴゅっと飛び出て、腹の中に広がっていくのを感じた。少女の胎内でありながら少女自身のためではなく設えられている器官が、待ち望まれた賓客を迎え入れるために活発に動いているのを感じた。少女の膣や子宮は、ありていに言えば悦んでいた。それは少女にも、得も言われぬ快感として還元された。
 あ…ニンシン…あぁ…きもちいい…セーシ…。




* BACK
* NEXT
* 「『研修』」目次へ戻る
*    *    *

Information

Date:2010/11/23
Trackback:0
Comment:0
Thema:官能小説
Janre:アダルト

Comment

コメントの投稿








 ブログ管理者以外には秘密にする

Trackback


+